ファミリービジネスこそもう一度見直すべき試算表の意義

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ファミリービジネスでは、数ヶ月あるいは年に一回、

顧問税理士に領収書の束と出納帳と通帳のコピーを

渡して、試算表を作成してもらうことがほとんど

です。

 

後継者の中には先代がそのようにして顧問税理士との

関係を築いてきた場合、上記のケースが当たり前

だと思っていることが多いと思います。

 

そもそも試算表は何の為にあるのでしょうか。

税務署へ申告するのに必要だからでしょうか。

銀行に提出を求められているからでしょうか。

 

私が考える試算表を作成する意義は

「数字から現状を把握し、

 次の一手をすばやく打つ為」

だと考えます。

 

年に一回、大量の領収書を整理し、出納帳と

通帳のコピーを送り、試算表及び確定申告書

を作成してもらう場合、今行なっている仕事

について、一年後に数字を把握することになります。

 

しかも、個人事業主にせよ法人にせよ、

年に一回の場合事業年度で区切ることから、

部門単位、商品単位、案件単位等の切り口はなく、

ただ一事業年度という括りで数字がまとめられます。

 

これではどこに次の一手を打てばよいかが

わかりません。

何となく粗利を把握し、最終利益が出たのかどうか、

これから支払う税金がいくらなのかを把握する位です。

 

例えるなら、ダイエットをしたいと思いながら

何となく運動しているけども、体重計に乗るのは

年に一回、という状態です。

 

これでダイエットができるでしょうか。

本当にダイエットをしたいと思うならば、

・現状の体重を把握

・目標の体重をセット

・週に一回位は体重を確認

・食生活と運動の改善

というプロセスを経るでしょう。

 

しかし、これがファミリービジネスとなると

こうしたプロセスを飛ばしてしまいます。

 

これを先ほどのダイエットに置き換えてみると

・現状の数字を来年に把握

・目標の数字は年度途中にセット

・達成したかをまた来年に確認

・結果論なので、改善活動はなし

このようになります。

 

これでどうやって業績を改善していくのでしょうか。

現状の把握が早ければ早いほど、その後の活動

も自然と早まるのです。

 

上記から試算表を作成する理由は

「数字から現状を把握し、

 次の一手をすばやく打つ為」

であり、それは早ければ早いほどいいと言えます。

 

ファミリービジネスの後継者はぜひ

試算表の作成意義について再考してほしいです。

業績がいい会社はほぼ例外なくその作成意義に

ついて理解されています。

 

実は上記の考えは私の親の実体験から学んだ

ことなのですが、続きは次回にします。

 

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