後継者が考えるべき「承継」の意味

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後継者といえば、一般的には事業を

承継していく立場の人を指します。

では、「事業の承継」とは一体何を

指すのでしょうか。

 

この定義をおろそかにしたままで、

スムーズに後継者へバトンを渡すことは

できないでしょう。

 

「事業の承継」には次の三つの意味

があると私は考えています。

 

①ビジネスモデルを承継する

②人(組織)を承継する

③理念を承継する

 

一般的には上記2つが挙げられます。

そして、本当に承継すべきは③です。

 

まずは、”①ビジネスモデルを承継する”。

要は”今の仕事のやり方を承継する”

ということです。

 

既存のお客様に既存の商品やサービス

を提供し、お金をいただくという

ビジネスモデルを承継するのです。

この承継ができなければ、そもそも

事業の承継は不可能です。

 

次に、”②人(組織)を承継する”。

これは、”雇用を守る”と置き換えても

いいでしょう。自分の思いに共感して、

支えてきてくれた社員たちの生活を

繋いでいく。

 

社員たちが路頭に迷わないように

組織を承継するのです。

事業は人によって成り立っていますから、

これも事業の承継には不可欠な要素です。

 

最後に、”③理念を承継する”。

理念は明文化しているところもあれば、

していないところもあるでしょう。

 

しかし、先代の経営者が判断基準

にしてきた考えや最後の拠り所は

必ず存在します。それが理念です。

 

経営をする上で、必ずしも合理性だけで

判断ができない事象に当たった時に

基準にするのが理念ですから、

これは事業承継の要です。

 

ビジネスモデルも人も事業の承継

には不可欠です。

しかし、ずっと続くものではありません。

ビジネスモデルは現代においては

目まぐるしく変わります。

そのままで変えずにいられるモデル

はないでしょう。

 

また、人も退職して入れ替わります。

いくら人の動きが少ない組織でも、

10年もすれば半分は入れ替わります。

その意味では人を承継しても

一時的なものなのです。

 

しかし理念はずっと続いていくべき

ものです。時代や環境に左右される

ものではないからです。

逆に変わってしまうのであれば、

それは理念ではありません。

 

本当に承継していくべきなのは、

時代の波に耐えてきた理念なのです。

 

以上から「事業の承継」とは

 

①ビジネスモデルを承継する

②人(組織)を承継する

③理念を承継する

 

の3つを意味し、どれも事業の承継には

欠かせません。しかし、本当に意識すべき

承継は③の理念です。

 

承継の意味をしっかりと理解し、

それを前提として事業の承継をしていく

ことが、後継者の責務なのです。

 

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